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高圧受電設備が使用される場所

我々の生活に必要な電気設備を動作させる電気エネルギーのほとんどは、電力会社の発電所(原子力・火力・水力・太陽光など)にて発電され、受変電設備などを経て工場・ビル・病院・学校・家庭などに電力が供給されています。

それぞれの発電所で発電された電力は500kVから275kVに昇圧され、下図のように各種の送電線・変電所・高圧受電設備などを通じて工場・ビルなどの需要家に供給されます。

供給される電圧は需要家の規模・用途に応じたものとなり、中小のビル・工場では6.6kVが通常ですが、電力需要が大きい大規模なビル・都市部や工場では、より大きな電力を効率的に送電する必要性から、6.6kVではなく77kV~22kVの電力が供給され、高圧受電設備にて降圧され各々の電力需要に対応しています。

なお一般家庭においては、6.6kVで供給された電力が電信柱の上に設置されている変圧器によって100~200Vに変換され供給されます。

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このうち、高圧配電盤(高圧受電設備)とは、電力会社から供給された高い電圧(一般的な工場では6.6kVまたは3.3kV、一部の特高需要家には22kVなど)から、機器に必要とされる100Vから200Vなどの電圧に降圧し、配電するための電気設備のことを指します。

この高圧配電盤(高圧受電設備)には高い電力を扱うことから、安全を確保するために必要な機器(遮断器、断路器、電力ヒューズ、変圧器、電磁接触器、避雷器、進相コンデンサ、計器用変成器、配線用遮断器、保護継電器、計器類など)が使用されています。

上記のように私たちに必要不可欠な電気を安定的に供給するという意味において、高圧配電盤(高圧受電設備)は重要な役割を占めています。昨今は高度情報化社会の進展によって高圧受電設備に求められる容量が大きくなっており、さらに高い信頼性も同時に要求されることが多くなってきました。

このような背景によって、高圧受電設備も安定的動作・稼動などの信頼性高さが求められるのはもちろんですが、同時にイニシャルコスト、メンテナンス性の高さに起因するランニングコストを含めた、トータルとしてのコストも重要視されています。